グッドウィルカップ予選総括 続き

書こう書こうと思いつつ書いてなかったcarezzaとかTEAM dreamの話。
正直この2チームが予選で敗退するという予想をしてた人は
かなり少なかったんじゃないかと思いますが、
まぁ結局何が一番の原因だったかと思い返してみると、
『対戦チームの気合が充溢してた』ってことなんじゃないかと思います。
勿論レベルが上がったとか、carezzaやdream相手には2枚残して守備をガッチリ固めてたとか、
技術的な要因も挙げれば多々出てくるんですけども、
摂っちゃんや雅子様は声を張り上げてチームを鼓舞してましたし、
優勝候補相手に全力でぶつかってくる気概にやられたんじゃないかな、と。
あくまでも決勝Tでの優勝を目標に置いて、予選を『通過点』と捉えたチームと、
目の前のチームをただがむしゃらに倒す事に一心だったチームの差が出たんじゃないかと思います。


無論carezzaTEAM dreamにとっては、総合的な優勝を目標に置く事はこれまでの実績や
チームの実力から言っても至極当然な事で、発言内容やブログを読んでても
『驕り』によって負けたとは思いません。
ただ、強豪と同じブロックに入って「絶対に予選を通過してやる!」と意気込んでいたチームの方が
予選に対するモチベーションが高かった。それは間違いない。
無論強豪と言われるチームが予選を軽んじていたわけではないんですが、
思うように行かない展開に浮き足立ったり、焦ったりしていたというのはあったのではないかと。
攻撃のチャンス、ボールの支配等、試合展開としてはcarezzaもdreamも優位に立っていたんですが、
得点という結果に最後結びつける事が出来ていなかった。


思い返してみれば蹴竹GもASAI RED ROSEYOTSUYA CLOVERSもよく声が出てて、
ボールを持った選手にはしつこくチェックに行き、抜かせない、抜かれても簡単には
シュートを打たせない、という気迫を感じるプレーを見せてくれました。
個人的には「carezza、dreamと言った強豪が負けた」という、強豪側に原因があって負けた、
という印象を与える言い方よりも、
「競合相手に競り勝った」という、勝った側に勝つだけのモノがあった、という方が適切なんじゃないかと思いますねー。


まぁ、無論技術的な事を分析すれば勝因や敗因は他にもいくらでも出てきますけど、
大きかったのはこれじゃないかな、と思います。